タイトルにはとにかく意味はない。
パソコンで音楽を作るというのは実に地味な作業だ。しかし、これほどパワフルなツールはない。もう10年以上はパソコンで音楽を作ってきたと思うけれど、ほんま他のものはいらないと思う。
Roland SH-4Dの動画を見てて、これすごいなと思う。パソコンがなければ、テクノミュージックを作るには最適だっただろう。パソコンにはないUIの部分も魅力的だ。これから音楽を作る人にはまず間違いなくおすすめしたい。
しかし、自分があれを買うかというと買わない。パソコンでなんでもできるのを知っているからだ。
でもパソコンって地味なのだ。地味だからライブではあまり映えない。ここが問題。MIDIコンとかあればいいのではと思うけれど、実際そうなのだけど、MIDIコンなくてもいろいろ出来てしまうので、MIDIコンもほぼ使っていない。
というかSH-4Dもデジタル機器だから、中身はパソコンと考えてもいい。
パソコンの便利さとはなにか、それはものを移動させたり、つないだりしないでいいってことだ。そこから音がでるので、私はスピーカーすらつないでいない。内部ではシンセにエフェクターとかリズムマシンをこっちにつないでというのが簡単にできる。実物だとそこに重さが生じ、配置に困り、結線がうまくいかなかったり、コネクターが汚れていたらトラブルし、そういうことと無縁なのがパソコンの世界なのだ。
パソコンにはなるべく周辺機器をつけないようにした方がいい。電源だけだ。
しかし、人は苦労をしたがるし、実際のものを動かしたい。だからパソコンでなにかを作るというのは一定数しかたぶんいない。
そして一番大きいのはこんな機材を使っていますマウントができないことだ。w