Masaru Saito

飛んでいる鳥のイラスト。
  • 酒税の改正

    酒税が段階的に変わるそうで、日本にこれだけ酒の商品があるのは酒税によるものだろうなと思う。
    おそらく商品の利益率はそう変わらない。酒税によって値段が違ってくるのだ。
    で、良い言い方をするとメーカーは酒税に対応してあらゆる商品を出して分散投資しているのだろう。悪い言い方をすると、税率をかいくぐって安いビール風商品を作って儲けようとしてるわけだ。

    随分前はビールだけだったが酒税法の改正で、発泡酒ができて、売れるようになり、第3のビールが売れるようになっていった。
    実は昔からチューハイのサワー系は酒税が安かったので、第3のビールの酒税があがった瞬間、CMはサワーばかりとなったようだ。
    2026年10月にはビール、発泡酒、第3のビールはすべて同じ酒税となる。そうなった時にメーカーはどうするんだろうか?
    段階的に設定しているところをみるに、生産ラインの調整を意識しているように思う。

    ちなみに日本が世界一酒税の率が高い国となっているらしい。なので海外いくと酒が安いのでびっくりするんだよな。

    ノンアルコールビールはたぶん飲酒運転の罰金が高くなってからできたと思うのだけど、ノンアルコールでいいなら水とかコーラとかお茶とかでいいやんと前から思うんだけど、そうはならないのが人間だ。

    逆にいうと酒もそうで、アルコールが入っていたらなんでもいいというのが近年の話かもしれない。ちなみに酔っ払ってしまったら、脳は麻痺しているので、なんでもいいはよくわかる。私も、安い居酒屋だと最初にビール等を飲んで、あとは発泡酒を飲む方が安上がりだなと思っている。w

    10月 4, 2023
  • 臨死体験とか

    臨死体験とか死後の世界とか、お花畑だったり天国的な描写があると思うけれど、あれって全て脳内麻薬だと思うのよね。

    死というのは生命機能が維持できなくなることで、それまで体はたぶん必死で抵抗して生きようとしていて、その戦いは壮絶なものだから、その間、脳には違うものを見せとけみたいなことかなと勝手に思っている。

    昔から、呼吸法で首がしまると幻覚を見るとかそういうのがあるらしい。つまり幻覚を見るというのは生命的な反応だと思う。あるいはめちゃくちゃな痛みで他の細胞が影響を受けないように反対の物質(麻薬的)を出すとかそういうことだろうと。

    ああいう世界があるかというより、幻覚を見せられているからそれが真実に思えてしまう。要するにVRをしているのと同じ状態、マトリックスと同じ状態。つきつめると、今生きているこの時間もある意味VRなわけで、要するに、それに意味づけしているのは自分だ。

    単純な話、美しいってたぶん定義できないと思う。何がどうなったら美しいのか、それは文化的背景や環境によると思うんですよ。

    異質なものを美しいとか思ってしまう可能性はある。山の中で、赤い花を見つけたら、緑一色に違うものだから美しいとか思ってしまう。当たり前になってしまったら美しいにならないのではないかという気がする。

    たとえば、逆に山に生えている雑草を都会にもってくると美しいとなったりする。

    で、結局、個人の価値観がどうやって生まれてきたのか?ここが問題で、それは文化と環境だと思うわけです。

    なので、美しい世界があるというよりも、自分が今考える美しい世界を自分で幻覚で作っているのが臨死体験等のものではないかと。

    要するに何が言いたいかというと、すべては脳内の現象でかたづく話だろうと。心霊現象、UFO体験もきっとその類です。

    現実世界で美をおいかけることも意味がないように、あの世がいい世界だと思うのも意味はありません。

    私が思うに、死んだら、考えることもなく無になったという感覚もなく、要は今の意識はそのまま消えてなくなるだけです。それを人によっては深い眠りに入ったというかもしれませんが、起きることはないので、消えてなくなるだけが正しい。

    というわけで、意識あるうちにちゃんとやりたいことをやったり生きることが正しいのです。意識がある事自体が凄いことだと思いますから。

    10月 3, 2023
  • 飲み食いしながらお喋り

    youtubeで見たのだけど、飲み食いしながらお喋りするライブ配信があって、私は楽しそうでいいなと思うのだが、コメントで食べながら喋るって上品ではないとかコメントを上げていた人がいた。

    配信者はごめんなさいって言っていたけど、このコメントをあげる方がどうかと思う。

    コメントを上げた人も居酒屋で自分が喋っている時には気にもならないだろう。同じ席なら他人がしていてもたぶん気にもならない。コメント者は酒が飲めないのかもしれないが。

    そうなのだ。酒が飲めない人と酒が飲める人とでいつも思うことだ。酒が飲めない人は酔いながら語るという気分は絶対にわからんのだろうなと思う。

    それはともかく、youtubeを見ている人はその状態ではないのだから、その気分とは違う。しかし、ライブ配信という双方向のメディアだから、言いたいことを言っている。でも、状況はお互い違うわけだ。

    テレビでみる限りはよほどのクレーマーではない限り、テレビでおこっていることは自分とは違う世界の違う時間を見ていると理解している。生放送でもだ。明らかに世界が違う。

    むしろ、同じ世界にいると感じる方がおかしいと言ってもいい。それぐらい客観視できるものである。

    これがライブ配信の双方向メディアだと話が変わってくる。おかしなもんだ。

    映画等を見て、美味しそうに食べているシーンを見たら、映画館を出たあとにやはり食べたくなる。私はたばこを吸わないがたばこを吸う人はスクリーン上でたばこを吸われるといいなーと思うらしい。だから、向こうの世界のやっていることはこちらには影響する。しかし、それをこちらから向こうにはぶつけられない。演劇等でも観客が食べるななどとは言わない。たぶん。wそういう観客はよっぽど理性が効いていないのだなと思う。youtube等の配信で否定コメントをするというのはそういう類だ。匿名というのがそれを可能にしているのかもしれない。

    たぶん、zoom等の双方向での会議では問題にならないのだと思う。

    10月 2, 2023
  • 中国の考えていること

    中国の考えていることは簡単だ。富は再分配して、格差が生まれないようにすること。外国のものを買って、海外にお金が流出しないことである。

    なので、ITで頭出たものは打たれる。不動産も打たれる。教育産業で儲けてさらに格差を生み出す産業は禁止だ。とにかく、富がどこかに集中することは嫌う。そう思って見た方がいい。

    習近平以前は社会主義で回らなくなった中国が資本主義を取り入れて、高成長した。もう、この時代は終わりでいいだろうと習近平は考えているようだ。

    今、不動産バブルがはじけていると日本のメディアは大騒ぎしているが、そうであるが、そうではない。これは中国政府にとっては予定された路線である。それでも日本のようなことにならないようにしようとしている。できるかどうかは知らんが。

    しかし、北京オリンピックでわいたような投資環境というのはもう中国に望めない。

    アメリカは中国を追い出したら、中国はきっと困るだろうと考えた。中国IT機器メーカーはアメリカから追い出された。しかし、話はちょっと違う。中国はそれでもちゃんとITをやっている。むしろ、iPhoneを政府関係者は禁止にした。この流れは中国国民にもいくと思われている。

    今、アメリカは中国に接近している。なぜか?実はアメリカの最大の貿易相手は中国なのだ。中国でアメリカ製品が売れなくって困るのはアメリカだからだ。。

    とにもかくにも、中国は人口を増やすつもりもないし、中国の未来は明るいとは言えないが、現状はそこそこ維持されると思うのである。少なくとも投資対象にはむかない。

    10月 1, 2023
  • アナログシンセの意味はない

    今でもそうかもしれんがアナログが温かみがあって、音がいいと思っている方々がたくさんいるかもしれない。

    しかし、ことシンセに関してはおそらくどうでもいい。むしろデジタルの方が利点が多いという気がする。

    要するに、アナログシンセが出す波形を再現できればいいのだ。私はそう思っている。音が太いとかいうのもアナログかどうかは関係ない。低音から倍音が出て、しかも高域がカットされた方が太く聞こえる。

    シンセは特にそうだが、アナログ機材もデジタル機材も数学を形にしているにすぎない。高精細なデジタルであれば十分アナログのかわりになる。44.1KHzもあれば十分だし、今どきのソフトシンセはfloat以上の精度で計算しているので何の問題もない。

    昔のデジタルシンセは浮動小数点では計算していなかった。フェアライトの最初のサンプラーも8bitだったかで、8bitでは計算すればするほど誤差が出てきて、むちゃくちゃになってしまう。だから、初期のデジタルシンセはオシレータだけはデジタルで以降はアナログというものが多い。

    普通にPCMシンセ全盛のころはそんなことはないと思うけれど、処理スピードの問題もあったかもしれない。

    prophet-600などは確かエンベロープはデジタルだったかな、処理スピードが遅いのでエンベロープが遅いと聞く。

    とにもかくにも現代ではそういう問題は皆無だ。

    逆にいうと、アナログな機材は音が悪いというか、再現性が正確ではない。そういうところがアナログシンセには出ている。ピッチは温度によって不安定だったりといった類だ。何個もモジュールを介しているからノイズも多い。そのノイジーさとランダムさが音に影響をおよぼしている可能性はある。

    なにしろ、日常で聞く音というのは空気振動というカオスである。遠方で巨大な音をならしても遠くでは空気にフィルターを通ってしかも、その振動もカオスになっているはずで、だからぼわんぼわんとする音がする。

    オーディオでやっていることといえばこれの真逆である。いかに再現性を高めてノイズを減らすことなのだ。そういう意味では音の機材は全てデジタルの方が有効といえる。

    人間は日常の音の方をよく聞いている。だからアナログの方が親しみやすい印象をもっている。しかし、オーディオや楽器がやっていることは基本再現性なのだ。ちゃんとした再現ができるものが素晴らしい。単純にアナログ感がほしければ、デジタルシンセをアンプでならしてスピーカーが揺らした音を遠方でマイクで録音すればいい。しかし、それと実際のアナログシンセとは違う。

    逆にいうとアナログシンセというのはいい加減なモジュールをいろいろ組み合わせて偶然出来上がったセットなのだ。しかし、この偶然さというのも捨てがたい。個体はいつも個別的に固有である。しかし、本来の再現性では実は劣っている。

    個人的に言えば、使って楽しいのはアナログシンセだが、音楽を作るのはデジタルの方がいいといった感じか?書いててデジタルを擁護していないような気になってきた。w

    9月 30, 2023
  • 予言はあたらない

    つくづく予言はあたらないと思う。予言があたったという時はすでに過去で、要するに予言の機能を果たしていないのだ。

    当時は有名でないものを、その後に実は当たっていたというものがとりあげられる。そしてその予言に書かれているさらに未来の予言は当たらない。

    なぜか。これは有名になれば、その予言を皆が知ることになり、皆が知っている未来はほぼほぼ成就しないからだと思う。未来というのは必ず思ってもいない方向へと突き進むのだ。不思議だが、私の感覚ではそうだ。

    たとえば、株価でもそうである。今年は異常事態だ。アメリカはこんなに金利を上げて、長短金利も逆転して、不況のサインが点灯しているのに不況がこないのだ。これも皆が知っているとその逆をいく現象だ。

    2025年に大災害がくるという予言があるが、これがあたるかどうか楽しみである。当然、当たらないと思っている。ただし、皆があたると思ってくれないとはずれないので、私以外は当たると思うように。w

    9月 29, 2023
  • エネルギーの波

    音楽を聞いて面白いと思う。映画を見て面白いと思う。時間がかかわっているものはどうして面白くなっているのかを考えたことはあるだろうか。

    お笑いで人は笑う。あれはなぜだろう?

    お笑いの場合、桂枝雀は緊張と緩和だと言った。

    実はあらゆる芸術で同じようなことが起こっている。とくに時間芸術はそうだ。要するに、エネルギーを下げてから上げたり、上げてから落としたりというようなことをやっているのだ。

    音楽の場合はABC構造といった構造もそうだし、和音のトニック、ドミナントもそうだ。リズムのブレイク、フィルインもそうなのだ。

    映画の場合は起承転結だったり、日常と非日常の変化だったりする。

    絵画の場合は画面上の比率であったり、空間的な前景、中景、遠景であったり、色の対比などがこれにあたる。ボケているかボケていないかもそうだろう。

    つまり、芸術作品というのは世界、いや、宇宙の箱庭なのだ。宇宙にはエネルギーの上下運動が絶え間なくあり、これを内包しているのが芸術作品ということになるのだ。

    勢いのある作品を作りかったら、勢いのないシーンも作らないといけないということだ。

    9月 28, 2023
  • 全日本人は投資をしないといけない

    私は全日本人は若いうちに投資をするべきだと考えている。

    投資の本質は、長期投資と短期投資にあり、長期投資というのは時間を味方につけるということだ。短期投資はトレードなので、これはうまいへたが出てくるので、トレードが好きな人以外はやってはいけないし、どんな人でも相当の勉強量を払う必要がある。

    誰もがやるべきは長期投資だ。これは若いうちに皆やるべきだ。出産祝いをもらったら、それを投資にまわすべきだ。全世界株(インデックス投資)につっこむべきだ。それぐらい時間を味方につけるべきなのだ。

    長期投資の概念は複利だ。ただ、これは長期的にあがっているものにベットしなければならない。だから、全世界株だ。世界の株式だ。今のところはアメリカでもいいし、実際、全世界株の60%はアメリカ株である。ま、だから、世界最強の国アメリカ株でも何の問題もないだろう。

    世界は成長し続けている。これは間違いのない答えだ。よほどの社会変革、資本主義が壊れない限り、間違いなく、世界は成長する。

    しかし、歩みは乱高下する。けれど、長期的に見れば必ず報われる。できるだけお金を投資に回す。ただ、楽しみを削っても回せということではないが、使えない金額はもっていても仕方がない。投資に回した方がいいのだ。

    昔はインデックス投資などはなかったのだが、今はインデックス投資が全盛期だ。インデックス投資の一番のポイントは倒産リスク等がないことである。

    長期投資を勉強すれば、かならず、長期、積立、分散と聞く。そのうち積立よりも長期で投資するならさっさと投資に回した方がよい。分散はインデックスで分散されている。あとは長期に放置すればいい。お金があまりだしたら、それもインデックス投資にぶちこんでいく。

    9月 27, 2023
  • いったいどれくらいの数が必要なのか

    昔ながらの人は24トラックとか32トラック、48トラックのようなMTRをみているし、ミキサーも16ch以上のものをみているせいかそれぐらい音がいると思っているようだ。

    先日、一青窈のハナミズキのDAWデータからリミックスを作った関係でオリジナルデータにふれたのだが、ほとんどリズムトラックだった。マイクを立てて録音しているから、マイクの数分トラックがある感じ。

    私がいろいろテクノを作っていて思うのはドラムはBD, HH, それ以外の3トラックで十分で、楽音はベース、シンセ1,シンセ2ぐらいでいいと思う。

    計6トラックで十分なのだ。

    これはなぜかというと、人は同時に聞ける音は限られていると思うからだ。おそらく同時になっていいのはわずか2つであろう。周波数を低域、中域、高域とわけて、それらで2種類ぐらいがちょうどいい。低域はBDとベース、この例ではハットが高域にあたるが、そこにシンセ2がはいってくるかもしれない。あるいはシンセ1,シンセ2が中域をうめるかもしれない。ドラムが中域をうるさくやっている場合はシンセは1つでいいかもしれない。そういうことを考えて、同時になっているのをできるだけ減らす。

    実際、リズムが重なっているとき、音は1つに聞こえると思う。もし、ディケイが同じならそれは1つの音だろう。音が聞き分けれるのは、時間の変化がそれぞれ違うからだと思う。

    とにかく2個以上、独立して音がなってるとうるさいのだ。

    二人同時に喋られても聞けないのだ。聖徳太子は聞き分けれたというが、それは嘘か時間がわかれていただけだ。

    もうひとつ、いい音楽はアカペラでもいいし、ギター弾き語りでもいい。つまりたくさんある必要はどこにもないのだ。

    トラック数が多い方がいい音楽が作れるというのはただの幻想である。

    9月 26, 2023
  • シンセの音源方式はたかがしれてる

    我々がアナログシンセと呼んでいるものは通常アナログ回路で出来てるシンセのことを言う。しかし、 アナログシンセっぽい音というのは存在する。

    それは三角波、サイン波、のこぎり波、パルス波、ノイズ等だ。これらのシンプルは波形はアナログ回路でも作れるからだ。アナログでもサイン波をFM変調でできるのでFM音源もできる。

    商品化されてるFM音源はわりと複雑だからデジタル化した方がよかったのだ。

    それはともかく、そういったアナログ波形、FM音源、加算音源(ドローバーを並べたオルガンもそうだ)、Wavetable音源(ppgのようなやつ)、PD音源(やっていることはFM音源とそうかわらん)、グラニューラー方式(ReasonのMalstorm)、PCM音源ぐらいか。LA音源はPCMとアナログ波形をくみあわせただけだろう。じゃなかったけ。

    結局やっていることは1波形をどうやって決めるかだけだ。PCMの場合はそのままかもしれんが、ループしたら1波形を決めているだけだろう。Wavetableやグラニューラーのような波形をあとはどう変化させるかだ。FM音源、PD音源もそうだ。

    シンセといっても、周波数は同じなのだ。周波数が変化すれば、それはただのノイズで楽器演奏にはならないからだ。結果としてピッチは安定しているのが楽器演奏にたえうる楽器ということになる。

    つまり、シンセというのは楽器のような音を出すための装置である、そういう発想でできているのだ。

    そんなわけで、変な音を出したい人はシンセにこだわってもしょうがない。むしろ、エフェクターで変な音を出した方がいいかもしれない。

    9月 25, 2023
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