投資


投資とはなにか?簡単にいうとヘッジである。ヘッジとは保険のことだ。円安時代になり、現金の価値は減っているのだ。だから、ヘッジをかける。これが基本。

と、同時に投資にはギャンブル性もある。つまり、上がるか下がるかは時の運というわけだ。なので、短期投資、トレードのたぐいはうまくやらないと儲からない。

長期投資の場合は完全にヘッジとして機能する。たとえば、海外資産を買えば、その分はヘッジになる。日本円がどうなろうと、それなりに価値が保全されるだろう。そういう考えでは世界の株式を平均的に買うのが正解である。つまり、新NISAでだんとつの人気商品オルカンを買うのは正解だ。

しかも株なので、企業ががんばればそれなりに儲かる。しかも平均である。さらに時価総額加重平均なので優秀な企業にウエイトが集まっている平均なのだ。そんな平均が長期的に見て、あがらないわけがない。だから迷ったらオルカンでいい。ただし、一時的には世界恐慌など、特にアメリカ企業のウエイトが多いのでアメリカが風邪をひけば一時的には下落する。ひどいときは半額になってもおかしくない。

そう考えると生活資金を投資にまわしてはいけない。投資とは余剰資金をヘッジすることなのだ。

ただ、私は同時にトレードもしている。ヘッジ以外で投資で儲けようと考えている。それはまた、今度書くことにするが、この場合でも過去の失敗から考えて資産の10-30%を回すのが適切だろう。単純に3当分して、生活資金、長期投資、トレードとわけてもいいかもしれない。とにかく全部盛ってはいけない。これは大原則だ。