昔は当然修理して使うものが多かった。完全に物理的に壊れない限り、ほとんど修理していた。ビデオデッキなんか何回も修理してもらっていた。
当時はビデオデッキが凄い高かったからだ。10万以上していた時代があったのだ。
いつの間にか時代は買い替えの方が多くなったと思う。それはなぜか、コンピュータがのるようになったからだ。コンピューターの処理速度が速くなって、メモリも増えてきて、コンピューターが進化すればいろいろできるようになって製品も機能アップという形で進んできた。
パソコンだけに限らず、いろんなものにコンピュータがのるようになった。最たるものはパソコンそのもののスマホだろう。あれはもはや電話ではない。
しかし、やっていることはどうだ?さほど変わっているのだろうか?
SNSによってコミュニケーションが増えた?いや、バーや茶店で普通に話している方がもっといいでしょう。いらんコミュニケーションが増えている。
音楽でも、スペックアップはまったく必要としていない。十分な領域だ。
メーカーはもっと売りたいからOSをアップデートして古いソフトを使えなくしていっている。
2027年までにEUはバッテリが交換できないスマホを販売できなくなる。これもスマホ買い替えを進めるのが間違いだという考えだ。これによってスマホ業界が縮小するのではないかという声もあるが、そういう風に考える方がおかしい。末永く使えるものをつくればいいのだ。
新しいOSも本当は全然旧機種にも載る。既にスマホの部品自体がいろいろありすぎて、ドライバーを対応するのが面倒なだけだ。ただ、新しいOSは機能をてんこもりしぎて、旧機種では重くなるのだろうが。
ただ、そうした機能の拡張も本当に必要かということだ。どこかで使えるものを手にいれて、末長く使っていくのが正しいのではないのだろうか。使い捨て経済はもういらない。