予言はあたらない


つくづく予言はあたらないと思う。予言があたったという時はすでに過去で、要するに予言の機能を果たしていないのだ。

当時は有名でないものを、その後に実は当たっていたというものがとりあげられる。そしてその予言に書かれているさらに未来の予言は当たらない。

なぜか。これは有名になれば、その予言を皆が知ることになり、皆が知っている未来はほぼほぼ成就しないからだと思う。未来というのは必ず思ってもいない方向へと突き進むのだ。不思議だが、私の感覚ではそうだ。

たとえば、株価でもそうである。今年は異常事態だ。アメリカはこんなに金利を上げて、長短金利も逆転して、不況のサインが点灯しているのに不況がこないのだ。これも皆が知っているとその逆をいく現象だ。

2025年に大災害がくるという予言があるが、これがあたるかどうか楽しみである。当然、当たらないと思っている。ただし、皆があたると思ってくれないとはずれないので、私以外は当たると思うように。w