新しいものを作るには新しいものの作り方をするのが一番いいと思っている。同じやり方をしていても、たかがしれている。
音楽の場合は特にそうで、楽譜を書いてそれを演奏するというのが、クラッシックから続く普通の音楽の作り方だ。その中で、いろいろと模索したのが音楽の歴史だ。
現代音楽にいたってはプリペイドピアノのような音程がはっきりしないものとか、テープをつないだりといった手法ができて新しい音楽が出来た。
テクノで考えるとやはりリズムマシンの登場、シーケンサーの登場は大きいと言えるだろう。あとはフレーズサンプリングなんかも大きい。サンプラーそのものの存在がとても重要だ。
皆がやっていないやり方で音楽を作る。このこと自体が新しいとは言えるけれど、これを探すのは難しい。
楽器を演奏するのはまずやめる。これは重要だ。まず、ここから始めないといけない。
そして、新しくなるためには自分で考えないといけない。他人に言わない方がいい。そういうことになる。