youtubeで見たのだけど、飲み食いしながらお喋りするライブ配信があって、私は楽しそうでいいなと思うのだが、コメントで食べながら喋るって上品ではないとかコメントを上げていた人がいた。
配信者はごめんなさいって言っていたけど、このコメントをあげる方がどうかと思う。
コメントを上げた人も居酒屋で自分が喋っている時には気にもならないだろう。同じ席なら他人がしていてもたぶん気にもならない。コメント者は酒が飲めないのかもしれないが。
そうなのだ。酒が飲めない人と酒が飲める人とでいつも思うことだ。酒が飲めない人は酔いながら語るという気分は絶対にわからんのだろうなと思う。
それはともかく、youtubeを見ている人はその状態ではないのだから、その気分とは違う。しかし、ライブ配信という双方向のメディアだから、言いたいことを言っている。でも、状況はお互い違うわけだ。
テレビでみる限りはよほどのクレーマーではない限り、テレビでおこっていることは自分とは違う世界の違う時間を見ていると理解している。生放送でもだ。明らかに世界が違う。
むしろ、同じ世界にいると感じる方がおかしいと言ってもいい。それぐらい客観視できるものである。
これがライブ配信の双方向メディアだと話が変わってくる。おかしなもんだ。
映画等を見て、美味しそうに食べているシーンを見たら、映画館を出たあとにやはり食べたくなる。私はたばこを吸わないがたばこを吸う人はスクリーン上でたばこを吸われるといいなーと思うらしい。だから、向こうの世界のやっていることはこちらには影響する。しかし、それをこちらから向こうにはぶつけられない。演劇等でも観客が食べるななどとは言わない。たぶん。wそういう観客はよっぽど理性が効いていないのだなと思う。youtube等の配信で否定コメントをするというのはそういう類だ。匿名というのがそれを可能にしているのかもしれない。
たぶん、zoom等の双方向での会議では問題にならないのだと思う。