シンセの音源方式はたかがしれてる


我々がアナログシンセと呼んでいるものは通常アナログ回路で出来てるシンセのことを言う。しかし、 アナログシンセっぽい音というのは存在する。

それは三角波、サイン波、のこぎり波、パルス波、ノイズ等だ。これらのシンプルは波形はアナログ回路でも作れるからだ。アナログでもサイン波をFM変調でできるのでFM音源もできる。

商品化されてるFM音源はわりと複雑だからデジタル化した方がよかったのだ。

それはともかく、そういったアナログ波形、FM音源、加算音源(ドローバーを並べたオルガンもそうだ)、Wavetable音源(ppgのようなやつ)、PD音源(やっていることはFM音源とそうかわらん)、グラニューラー方式(ReasonのMalstorm)、PCM音源ぐらいか。LA音源はPCMとアナログ波形をくみあわせただけだろう。じゃなかったけ。

結局やっていることは1波形をどうやって決めるかだけだ。PCMの場合はそのままかもしれんが、ループしたら1波形を決めているだけだろう。Wavetableやグラニューラーのような波形をあとはどう変化させるかだ。FM音源、PD音源もそうだ。

シンセといっても、周波数は同じなのだ。周波数が変化すれば、それはただのノイズで楽器演奏にはならないからだ。結果としてピッチは安定しているのが楽器演奏にたえうる楽器ということになる。

つまり、シンセというのは楽器のような音を出すための装置である、そういう発想でできているのだ。

そんなわけで、変な音を出したい人はシンセにこだわってもしょうがない。むしろ、エフェクターで変な音を出した方がいいかもしれない。